色々な苦労や困難を乗り越えて国際結婚にたどり着いたあなた。
次の悩みのタネは結婚式ですね?
私たちは入籍のみで結婚式をする予定は全くなかったのですが、ひょんなことから結婚式をすることになりました。
そして最初に決めなければいけなかったのが、どこで?!お互いの国で2回?どちらかの国で?第3国で?
私たちの場合は、日本だけでしましたが、大満足でした!!
そこで今回は、
- 予定はなかったのに結婚式をすることになったきっかけ
- 結婚式を日本でするメリット・デメリット
- 両国でできたら一番いいけど、デメリットもあるよ
という内容をお届けします。
結婚式をどうしようかとお悩みの方へ、実際に私たちが日本で結婚式をしてみて感じたことを綴っています。
結婚式準備の参考にどうぞ
結婚式をすることになったきっかけは「カレンダー」
入籍してそろそろ1年経とうとしていた頃、次の主人の誕生日にどこに行こうかという話をしていました。
その時、あることに気付いたんです。
次の主人の誕生日は「日曜日!」
なんとなくカレンダーを眺めているとその日は「大安!」
そして「一粒万倍日」というすごく縁起がいい日らしい。
それが私たちが結婚式をしようと思った一番のきっかけです。
入籍のみで結婚式はしなくてもいいと思っている。でも、ひそかに結婚式をしたいという思いを抱いている方。
きっかけは意外と近くに転がっているかもしれませんよ。
日本での結婚式にあっさり了承
入籍後結婚式をする予定はなかったものの、心のどこかにもし結婚式をするなら絶対日本でしたいと思っていました。
その思いを伝えると、主人はあっさり了承。
結婚式をしてから日本を旅行できるしいいね~!と。
そして、できれば主人の母国でもできたらいいよねと2回やることも視野に入れていました。
わたしたちのようにすぐに決まればスムーズですが、そうとは限りませんよね。
もし相手が日本での結婚式に乗り気じゃない場合は、次のメリットを参考に説得してみては?
日本で結婚式をするメリット
日本側の家族や友人が参加しやすい
私は主人の母国に住んでいてなかなか日本の家族や友人に会えない環境。
結婚式だけは日本でみんなと一緒に過ごしたいという気持ちがありました。
地元で行ったこともあり、出席してほしかったみんなに出席してもらうことができて本当に幸せな時間を過ごせました。
日本の伝統的な挙式ができる
せっかく日本で結婚式をするなら、日本でしかできない神社での挙式を考えていました。
最近は国際結婚も増加傾向にあり、神前式を選ぶ国際カップルも多いようです。
私が挙式をした神社も、過去に国際カップルの式を執り行ったことがあるとのことで、新郎(新婦)が外国人の方でも問題なく挙式をあげられました。
主人側の参列者からも神前式は本当に評判がよかったです。
母国と違う文化を身をもって体験して、感激していました。
和装が着られる
浴衣や着物は機会があれば海外でも着られるかもしれません。
しかし、婚礼の和装は日本でなければ着られないのではないでしょうか。(特に新婦)
外国人のお相手にとっても、日本の伝統衣装で結婚式をするというのは貴重な体験になることでしょう。
日本で結婚式をするデメリット
相手側の家族や友人の参加が簡単ではない
相手の家族の滞在国にもよりますが、日本まで来てもらうには、航空券代や滞在費等負担が多くなります。
また距離にもよりますが、ある程度まとまったお休みを取ってもらわなければなりません。
ご高齢の方や小さな子どもがいる方は長時間のフライトは難しい場合もあるでしょう。
海外からの準備は想像以上に大変
担当の方とのやりとりはほぼメールでした。
時差の関係もあり、一つのことを決めるにもとにかく時間がかかりました。
地元の式場だったのでなんとなく雰囲気はわかっていたのですが、主人にも伝えるためにビデオ通話で会場内を見せてもらったり。
できる限りの準備は在住国からしましたが、衣装合わせなどは実際にする必要があったので、前もって帰国する必要がありました。
文化の違いを受け入れたり、お互いに歩み寄りができなければ難しい
日本で結婚式をするんだから全て日本式でという訳にはいきません。
相手の意見も尊重して、お互いに歩み寄ってなんとか妥協点をみつけて内容を決めなければなりませんでした。
これが一番大変でしたね。
私たちも準備期間中は何度も話し合って、どうにかお互いが納得できるポイントを見つけて内容を考えていきました。
この件はデメリットにあげましたが、乗り越えられるとお互いが納得のいく最高の結婚式になると思います!
結婚式を2回(両国で)するデメリット
時間と費用は膨大
ここまでお読みいただいてなんとなくわかっていただけましたか?
どちらかの国で結婚式をするだけでも、かなりの時間、費用、労力がかかります。
これを2回するというのは、相当大変です。
私たちも当初、日本のあとで主人の母国でもと考えていたのですが、日本ですごくいい結婚式ができたのでやり切った感覚が出て、1回でいいねとなりました。
個人的には同じ準備をもう一回する気力と自信がなかったというのも一因です。
結論:時間とお金、体力に余裕がある方は2回すべき!でも1回でも十分
私たちは日本で結婚式をして本当に良かったと感じています。
自分にとって大切な人たちが、自分たちだけのために集まってくれてお祝いしてくれるなんて、これ以上幸せな日はありませんでした。
お互いの国でこの感覚を2回も味わえるならばそれにこしたことはないです!
しかし、色々な理由から1回しかできないとなっても、その日は、間違いなくかけがえのない1日になります!
おふたりで話し合って、納得のいく結婚式ができますように