日本での生活が合わないのかも。
そう思ったのがきっかけでワーキングホリデー制度を利用して海外に行きました。
日本と協定を結んでいる外国に18~30歳の日本国民が1~2年間滞在することができ、滞在期間中、就学・就労・旅行が許可されているものです。
※それぞれの協定国によって年齢や期間等条件は異なります。
条件は絶えず更新されていますので、興味がある方はご自身で公式サイトを確認してみてください。
しかし、海外に行くと決めて一番最初に直面した問題…それが「お金」。
そこで今回は、海外に行きたいけどお金がないとお悩みのあなたへ
海外に行ってみたいけどお金がないから行けないと諦める前に、こんな方法もあるなら行けるかもと可能性が広がるはずです。
ぜひ参考にしてみてください
そもそも最低限の費用とは?
海外に行く目的によりますが、私の場合はワーキングホリデー制度を利用して「海外に住んでみる」というのが目的でした。
この場合の最低限必要だった費用がこちら↓
- ワーキングホリデービザ代
- 海外旅行保険代
- 航空券代
以上です。
これは私が実際にワーキングホリデー2年目に必要だった費用なんです。
これだけ?と思いませんか?
これだけです。
最低限の費用で海外生活する方法
最低限の費用で海外生活する方法、それは「住み込みで働く」です。
私は2年間のうち、住み込みの仕事を2種類の職種(計3家族)で経験しました。
オペア(オーペア)
日本ではあまり聞きなじみがないオペアですが、簡単に説明すると住み込みのベビーシッターです。
外国で現地の家族と同じ家に住み、子供の世話や家事手伝いをする。家賃・食費がかからずお給料がもらえるというお仕事です。
家事手伝い・ペットシッター
こちらも住み込みで家事手伝い・犬の散歩がお仕事でした。
海外で住み込みの仕事をするメリットとデメリット
メリット
家賃・食費がかからない
生活費の多くを占める家賃と食費がかからないので、当時私の出費は交際費と携帯代くらいでした。
仕事以外の時間は自由
当時の勤務時間はこちら
オペア家族A
月~金
7:30~10:00、16:00~19:00
オペア家族B
月~金
8:30~17:00
家事手伝い家族C
月~土
9:00~14:00
上記の勤務時間以外は自由でした。
私は、自由時間に友達と会ったり、生活に慣れてからは別のアルバイトをしたりしていました。
仕事が終わってから語学学校に通っている人もいましたよ。
住み込みと聞くと、自分のプライベートがないのでは?と思うかもしれませんが、どの家族も勤務時間以外は私のプライベートを尊重してくれました。
生活環境や居住環境がいい
オペアや家事手伝いを住み込みで雇われている家族は、金銭的に裕福な家庭です。
そのため、居住エリアも安全でした。いわゆる高級住宅街。
用意されていた部屋も個室に自分専用のトイレ・バス付。
日本ではなかなか経験できない、大きなプールがついた家に住めました。
周りの友達はシェアハウスやルームシェアなどをしている人がほとんど。
都市によってはそれでも家賃がかなり高いところもあるので、金銭的に余裕はないけど自分の空間や時間がほしいという方には本当におすすめです。
語学学習に役立つ
現地の家族と生活を共にするので、語学学習にはもってこいの環境です。
オペアは子どもと関わる時間が多いので、子どもが使う簡単な言葉から学べます。
悩みやトラブルがあっても信頼できる人がそばにいる
現地の家族がそばにいるので、初めての海外で何か不安やトラブルがあっても助けになってくれます。
デメリット
家族との相性が合うか、実際に生活してみないと分からない
私がお世話になった3家族には、本当によくしてもらいました。
しかし、人間なので相性は人それぞれですよね。一緒に生活して働いてみないと分からないのが始める前の不安点ではあります。
仕事を辞める=住む場所がなくなる
もし、仕事を辞めたいと思ったとき、もちろん家も出なければなりません。
辞める時期も、代わりの人が見つかってからということが多いです。
長期の休みが取りづらい
オペアの場合、共働きで子育ての手伝いが必要な家族がほとんどです。
そのため、長期の休みを取るのは難しいかもしれません。
私は友達が日本から遊びに来てくれる予定が決まっていたので、仕事を始める前に事前にいつからいつは長期休暇を取りたいんだけど、それでもいいかと交渉しました。
友達を家に呼べない
それぞれの家族によってルールがありますが、3家族全てが友達を家に呼ぶことはNGでした。
子どもがいる家族は特に、防犯上も知らない人を家にいれないようにしていました。
住み込みの仕事はどうやって見つける?
私は3家族全て、インターネットで現地の情報サイトや求人サイトで見つけました。
1年目でオペアの経験があったので、2年目は帰国時に日本からオペアの家族を探し見つけました。
ビデオコールで面接兼自己紹介や条件の交渉などをし、現地に入国時には空港に迎えに来てくれたので、その日から滞在先の心配もありませんでした。
そのため2年目入国時は、最初に説明した通り
- ワーキングホリデービザ代
- 海外旅行保険代
- 航空券代
これだけで海外に行って生活を始めることができました。
オペアの経験がなくても、日本で子供と関わる仕事や幼い子がいる家庭環境である場合採用されやすいです。
また、3つ目の家族は家事手伝いと犬の散歩が仕事内容でしたので、特別な経験がなくても応募できました。
さいごに:海外に行くのを諦めるのはまだ早い!
今回の記事は海外に行きたいけどお金がないから行けないとお悩みの方へ向けて書きました。
今の環境から変わりたい。その気持ちをぜひ大切にしてほしいです。
お金がないからと諦めるのはもったいないです。
私も、同じ状況でしたが、思い切って海外に行ったことで今の自分がいるので、あの時本当に諦めないでよかったと心から言えます。
この方法なら海外に行けるかもと思った方、少しずつ情報収集してみましょう